独メルセデス・ベンツ日本法人は9日、最上位車種の新型「Sクラス」の受注を始めた。車外からスマートフォンで操作して、狭い駐車スペースから車を出したり、縦列駐車したりできる機能を初めて搭載。運転支援機能も充実させた。

 排気量3・0〜6・0リットルの7モデルで、消費税込み1128万〜3323万円。1千万円を超す高級車市場について、上野金太郎社長は「落ちているとは思っていない。予約もかなりもらっている」と話した。

 親会社の独ダイムラーによるディーゼル車の大量リコール(回収・無償修理)をめぐっては、日本で販売した分も対象に含まれることになったが、車種などはまだ決まっていないという。7月の国内販売台数は前年同月を上回り、「リコール問題で大きな波は出ていない」(上野氏)という。