高速道路などを走行中、車のハンドルを自動で制御する機能について、国土交通省は新たに性能基準を設け、メーカーに達成を義務づける方針を決めた。近年、様々な自動運転の技術開発が進むが、公的な基準がなく性能にはばらつきがあり、安全性の担保が課題となっていた。

 同省は年内に道路運送車両法の関連規定に新基準を加える方針。早ければ来年度以降に販売される新型車から義務化の対象となる。

 自動ハンドルは車載カメラで車道の白線を把握し、車が車線内の中央を走るようハンドルを自動で制御する仕組み。高速道路や自動車専用道路での使用が想定される。お盆の帰省時など、長距離走行中の運転手の疲労を軽減し、事故を防ぐ効果が期待されている。ふらつく運転を無くすことで、渋滞を緩和する効果も期待できるという。

 2015年製造の新車の4・2%(約18万6千台)に装備され普及が進むが、性能基準がないため、メーカーや車種ごとに性能差が生じていた。