家庭向け都市ガスの小売り自由化開始から約半年間で、新規参入者への切り替え申込件数が全国で約43万件あったことが、経済産業省の13日の発表で明らかになった。日本ガス協会の統計から試算すると対象世帯の約2%となり、自由化が1年先行した電力に比べるとやや低調だ。ただ、電力・ガスの業界を超えた激しい競争は近畿から関東圏で本格化しそうな様相になっている。

 申込件数を地域別にみると、関東が約8万6千件(対象の0・8%)、中部・北陸が約6万9千件(4・2%)、近畿が約23万6千件(5・1%)、九州・沖縄が約4万件(3・3%)。それ以外の地域の申し込みはゼロだった。

 これは16年4月から自由化がスタートした電力の切り替えと比べると件数、率ともに小さい。電力の場合は、自由化開始から半年後(16年9月末)で約188万件(3・0%)、1年半後の17年9月30日で約512万件(8・2%)だった。