6日のニューヨーク株式市場は、米中摩擦が深刻化しかねないことへの警戒感などから、大企業でつくるダウ工業株平均が大幅に続落して始まった。前営業日4日の終値(2万5027・07ドル)からの下げ幅は一時、700ドルを超した。

 中国の情報通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の幹部がカナダで逮捕されたことを受け、米中関係悪化への懸念が広がった。米中通商協議は難航するとの見方が強まっている。石油輸出国機構(OPEC)総会で決まる減産幅が小幅にとどまることへの警戒感から原油先物価格も下落しており、株式相場を押し下げている。

 ダウ平均は4日に799ドル急落しており、2営業日合わせた下落幅は1000ドルを大きく超えている。5日はジョージ・H・W・ブッシュ元大統領の国葬で株式市場が休場していた。(ニューヨーク=江渕崇)