モスクワ国際バレエコンクールの最終選考で、男性ジュニア部門ソロで金賞に入った千野円句さんの祖母の谷口登美子さん(85)によれば、円句さんはモスクワ生まれで、小学校1〜4年ごろを日本で過ごした。登美子さん主宰の「谷口バレエ研究所」(東京都町田市)で踊りに興味を示し、モスクワへ渡り、9歳で難関を突破してボリショイ・バレエ学校に入ったという。

 「小さい頃からピアノも習っていて、音楽に合わせて踊るのが大好きだった」。真面目な性格で練習にもよく取り組んだ。表現力が豊かで、役柄の雰囲気に合わせて踊ることができるのが長所だという。

 「身長が180センチ以上あり、王子役が似合うダンサー。ボリショイ・バレエのプリンシパルになってほしい」と話した。(安部美香子)