強い台風5号は鹿児島県・屋久島の南の海上をゆっくりと進み、同県の奄美大島などは5日朝、大荒れの天気となっている。

 気象庁によると、午前8時までの総雨量が同県奄美市で406・5ミリ、同県瀬戸内町では358ミリに達した。瀬戸内町では50年に1度の記録的な大雨となっているところがあるという。

 台風の動きが遅く、影響が長い時間続くおそれが出ている。気象庁は奄美大島の4市町村と同県屋久島町に土砂災害警戒情報を発令し、厳重に警戒するよう呼びかけている。

 九州電力によると、同日午前7時ごろ、奄美市や瀬戸内町、同県喜界町などで一時計約9400戸で停電した。