母親の遺体を放置したとして、警視庁は、長男で無職の宇都木修容疑者(55)=東京都豊島区上池袋1丁目=を死体遺棄の疑いで逮捕し、6日発表した。容疑を認め、「これから一人で暮らしていくことが考えられなかった」と話しているという。

 池袋署によると、宇津木容疑者は7月下旬、自宅マンションの一室で、母親の美代子さん(90)が布団の上で死んでいるのを見つけたが、顔や体にタオルやタオルケットをかぶせ、そのまま放置した疑いがある。今月5日、埼玉県内に住む50代の次女がこの部屋を訪れた際、母親の遺体を見つけて110番通報した。

 宇都木容疑者は、父親が亡くなった2010年から母親と二人で暮らしていた。「母は心臓に持病があり、ここ数カ月は食事の量が減って弱っていた」「7月23日未明に目を覚ましたら、母が息をしていなかった」と話しているという。