駅のホームで交際相手の女性を突き飛ばし、線路上に転落させたとして、埼玉県警は6日、同県越谷市平方の自称建設作業員、加賀渡(わたる)容疑者(27)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕し、発表した。「殺すつもりはなかった」などと容疑を一部否認しているという。電車は直前で緊急停止し、女性は左半身に打撲を負ったが命に別条はないという。

 逮捕容疑は6日午前5時20分ごろ、同県草加市の東武伊勢崎線草加駅の下りホームで、越谷市のアルバイト女性(31)を線路へ押し飛ばしたというもの。

 草加署によると、2人は5日から草加市内で飲酒しており、事件当時は別れ話がもつれて口論になり、線路に背を向けて並んだ状態で、加賀容疑者が女性を線路側へ押したという。下り急行列車が駅構内に進入してきていたが、運転士が女性が転落したのに気付いて緊急停止させ、女性の約50メートル手前で止まったという。