国土交通省は8日、東京五輪・パラリンピックを記念する車のナンバープレートの図柄を公表した。東京都のデザイナー内田尚登さん(45)の作品で、多くの色で人々の個性が調和する様子が表現されている。10月10日から全国で希望者に交付される。

 公募の96作品から選考委員会が選んだ。8日に都内であった発表会で、内田さんは「人の個性を12の多彩色で表現し、個性が尊重される社会を表した。多様性を問われる時代に合った表現」と説明。作品は半日で作ったという。「選ばれて驚いた。大会を盛り上げるため気軽に使ってほしい」と語った。

 東京芸術大大学美術館長・教授の秋元雄史選考委員長は「スピード感あふれ、走行中も判別でき、大会後も使える普遍的なデザイン」と理由を説明した。

 プレートは白地で、右上に大会エンブレムが入る。交付にはプレート交換費用(7千〜9千円)に加え、1千円以上の寄付が必要。図柄がなくエンブレムだけのものも用意され、この場合は寄付金がいらない。9月4日から専用ホームページ(http://www.graphic-number.jp)で事前受け付けを始める。(伊藤嘉孝)