長崎に原爆が投下されてから、9日で72年。原爆で壊滅的な被害を受けた長崎市の浦上天主堂では早朝から、原爆の犠牲者を追悼するミサが開かれた。集まった信徒らはあの日を思い、静かに手を合わせた。

 9日は終日、長崎市内の各所で追悼行事が開かれる。長崎市の平和公園では、原爆が投下された午前11時2分にあわせて、長崎市が平和祈念式典を開催。田上富久(たうえとみひさ)市長が「平和宣言」で、今年7月に国連で採択された核兵器禁止条約の意義に触れ、被爆者代表の深堀好敏(よしとし)さん(88)が被爆体験や平和への思いを「平和への誓い」として述べる。(真野啓太)