岐阜新聞社(本社・岐阜市)は9日付朝刊に社告を掲載し、9月末で夕刊を休刊し、10月から朝刊のみを発行すると発表した。「共働き家庭の増加やスマートフォンの普及などとともに夕刊の読者数は減少している。一定の役割を終えたと判断した」として、朝刊に統合することを決めたという。

 同社総務局によると、岐阜新聞は1881年創刊で、本格的な夕刊の発行は1946年から。今年6月現在の発行部数は朝刊約17万3千部、夕刊約1万7500部。夕刊休刊の理由について、同局の担当者は「雇用情勢の変化で配達員の確保が難しくなり、部数の少ない夕刊の配達を続けることが販売店の負担になっていた」と説明。今後は夕刊に掲載していた内容を朝刊に盛り込むなどして、朝刊をより充実させるとしている。

 夕刊休刊に伴い、岐阜新聞の購読料は現行の朝夕刊セットの月額3466円から朝刊のみの月額2982円に統一される。