環境省と岡山県は9日、水島港国際コンテナターミナル(岡山県倉敷市)で、強い毒を持つ外来種の「ヒアリ」約200匹が見つかったと発表した。国内では過去、兵庫、大阪、東京など7都府県で見つかっており、今回で12例目。中四国での確認は初めてとなる。

 県によると、5日に同ターミナルに粘着わな80個を仕掛け、6日に回収したところ、コンテナ置き場の1個で複数のアリを発見した。周辺を調べると、女王アリとみられる2匹を含む計約200匹が確認された。さなぎや幼虫、卵は見つからなかったという。

 その場で殺虫剤で駆除し、専門家の鑑定の結果、9日にヒアリであることが判明した。県は今後、わなの設置範囲を広げるなどの対策を取る方針。同ターミナルには、中国、韓国、ベトナムなどとを結ぶ定期コンテナ船が就航している。(小川奈々)