原爆の日を迎えた長崎市では9日夜、平和を願うたいまつ行列があった。

 爆心地に近い浦上天主堂から平和公園まで、約800メートルの道のりを1千人以上のカトリック信徒らが歩き、被爆者と戦没者に祈りを捧げた。

 浦上天主堂の「被爆マリア像」を載せた聖座も厳かに運ばれた。マリア像は戦後、がれきの中から傷ついた頭部だけが見つかった。

 シスターの市瀬めぐみさん(25)=長崎市=は終戦記念日に誕生日を迎える。「祈りを込めて平和のともしびを伝えていく、特別なお祭りです」と話した。(浅野秋生)