北海道大学などは10日、恐竜がいた時代の北海道の地層から見つかった海鳥の化石が、新種だとわかったと発表した。いまのペンギンのように海に潜って魚をつかまえていたとみられる。発見者はアマチュア化石収集家の故・解良(けら)正利さんと康治さん(79)兄弟で、2人にちなんだ学名がつけられた。

 化石は脚の骨など9点。白亜紀後期にあたる約9千万〜8400万年前当時は海だった三笠市の地層から1996年に見つかり、市立博物館に寄贈されていた。

 研究チームが詳しく調べると、潜水に適した厚い骨の壁などの特徴から、主に北米で見つかっていた海鳥の仲間の新種とわかり、専門誌で発表した。体長は推定70〜80センチで、空は飛べないが泳ぐのに適した水かきが脚にあったとみられる。