夏休み恒例の「真夏の夜の動物園」が上野動物園(東京都台東区)で開かれている。いつもは午後5時で閉園するが、16日までは8時まで延長する。夜の動物たちの行動を見られるほか、ゾウの運動場に入ることができるイベントや野外上映会がある。

 12日午後5時。ゾウ舎の前には1600人を超える長い列ができていた。3頭の雌が暮らす運動場は広々とし、順路に沿って進むとゾウの体重計や生え替わった歯が展示されていた。

 重さ1・6キロはあるという歯を熱心に見ていた男性(50)=埼玉県上尾市=は「草食動物なのに意外とごつごつしていますね」。隣にいた女性(48)=さいたま市=は「次はパンダの園舎に入ってみたい」と話していた。

 6時半からはゾウの飼育係、三塚修平さんと公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)の職員、川江心一さんが対談。インドネシアのスマトラ島では森の面積が半分以下になり、ゾウが畑を荒らして毒殺されていることなどが報告された。

 入園は7時まで。ゾウの運動場に入る催しは14日の5時〜5時45分、野外上映会は14〜16日の6時半〜7時半。

 夜間開園は都内の他の動物園と水族館でも行われている。多摩動物公園は16日までの連日と27日までの毎週末、葛西臨海水族園は16日までで、いずれも8時まで(入園は7時まで)。(西村奈緒美)