非常に強い台風18号は15日午前0時現在、沖縄県久米島の西北西約270キロの海上を北へゆっくり進んでいる。中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル。気象庁によると、16〜17日に九州に接近、上陸する可能性がある。

 台風が接近した沖縄県宮古島では、14日午前6時までの24時間雨量が宮古島市城辺(ぐすくべ)で観測史上最多の533ミリ(速報値)に達するなど、50年に1度の記録的な大雨になった。

 市内では13日午後6時ごろ、乗用車が風にあおられて横転し、乗っていた50代の女性が手首に軽いけがをした。

 沖縄電力によると、14日未明には一時、宮古島市内の9割近い約2万戸が停電した。同日午後6時現在も1万6210戸が停電している。

 台風は今後、勢力を保ちながら東シナ海を北上し、15日には東に向きを変える見込み。15日午後6時までの24時間の予想雨量は、九州南部の多い場所で180ミリで、気象庁は土砂災害への警戒を呼びかけている。

 台風の影響で14日朝から沖縄県の那覇、宮古、石垣、久米島などの各空港を結ぶ航空便に欠航が相次いだ。同日午後6時現在、日本航空グループの計26便と全日空の計3便が欠航。15日は九州南部の空港を発着する便を中心に欠航や遅延が出る可能性がある。