17日午後1時ごろ、大阪府岸和田市春木若松町で、「岸和田だんじり祭」のだんじり1台が転倒し、祭りに参加していた30〜50代の男性7人が重軽傷を負った。岸和田署や市消防本部などによると、50代と30代の男性2人が骨折の重傷とみられ、5人が打撲などのけがをしたという。見物客にけがはなかった。

 だんじりは、曲がり角で一気に方向転換する「やりまわし」の際に転倒し、屋根に乗っていた人が地面に落下したり、だんじりのそばにいた人が転倒したりしたという。転倒しただんじりはその場で起こされ、祭りはそのまま続行された。

 祭りは16日に始まり、17日は午前から本宮があった。近くの商業施設の屋上から見ていた男性(24)によると、だんじりが転倒した現場は、スピード感のある「やりまわし」が見られることで地元で知られた場所だったという。倒れただんじりはかなりの速度で交差点に入り、曲がりきる直前に傾いて転倒。ごった返していた見物客から悲鳴が上がったという。

 最前列で見ていた30代の女性は「道路にはだんじりの破片が飛び散っていて、そばには法被を着た男性が動けずにうずくまっていた」と話していた。