隣のコースから飛んできたティーショットが顔に当たって大けがをしたとして、三重県松阪市の女性(58)が津市のゴルフ場とティーショットを放った男性を相手取り、約260万円の損害賠償を求める訴訟を津地裁に起こした。提訴は6日付。

 訴えによると、事故があったのは2月。2番ホールで放たれたティーショットがコースをそれ、隣の3番ホールでプレー中だった女性の右ほおに当たった。女性はほおを骨折し、唇にまひが残った。ゴルフ場側がコースのレイアウト変更や柵を付けるなどの事故防止策を講じていなかった上、キャディーが声をかけるなどの安全確認を怠ったと主張している。

 女性の代理人によると、ゴルフ場側は「安全配慮義務違反はなく、(ティーショットを打った)男性が損害賠償責任を負う」との見解を示しているという。(国方萌乃)