神奈川県座間市で9人の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された白石隆浩容疑者(27)が事件前、スマートフォンで「神奈川の海」などのキーワードで検索していたことが捜査関係者への取材でわかった。警視庁は、白石容疑者が、被害者が入水したと装うため、所持品を捨てる場所を探して被害者に指示していた疑いがあるとみている。

 捜査関係者によると、白石容疑者は8月中旬、神奈川県の海や、川、湖などについてスマホで検索していた。データなどを詳しく解析して判明したという。

 被害者9人のうち、神奈川県厚木市の女性(21)と、群馬県邑楽町の女子高校生(15)の携帯電話はそれぞれ8月24日と同29日、神奈川県藤沢市内で見つかった。いずれも江の島に近い海岸沿いで、駅構内や観光案内所近くのトイレに置かれていた。

 白石容疑者は2人の携帯電話について「捨てるように指示したかは覚えていないが、そう言ったかもしれない」などと供述しているという。警視庁は、白石容疑者が2人が入水したと見せかけるため、海に近い場所に携帯電話を捨てさせた疑いがあるとみている。