神奈川県座間市のアパートで9人の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された白石隆浩容疑者(27)が、殺害に使ったとするロープについて「10本買った」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。自宅からは未使用のロープが1本見つかっており、警視庁はさらに殺害を考えていた可能性もあるとみて調べている。

 警視庁によると、白石容疑者は現場アパートに入居する前の8月中旬、ロープやのこぎりなどを購入し、これらを9人の殺害や遺棄に使ったと話している。捜査関係者によると、ロープについては「使うたびに購入した。合計10本買った」と供述しているという。

 白石容疑者の部屋からはナイロン製のロープが2本見つかり、1本は長さ約3メートルで未使用だった。白石容疑者は「ホームセンターで量り売りされていたもの」と説明しているという。これまでの調べに「部屋で首を絞めて気絶させた後、ロフトから垂らしたロープで首をつった」と述べており、警視庁は9人を同じ方法で殺害したとみている。

 また白石容疑者は、最初に殺害したとしている神奈川県厚木市の女性(21)から51万円を受け取り自らの口座に入金していた。警視庁は口座の出入金記録などから、ロープやクーラーボックスなどの購入に充てていたとみている。