長男(当時3)に暴行を加えて死亡させたとして、滋賀県警草津署は8日、父親で草津市木川町の無職坂野和寛容疑者(36)を傷害致死の疑いで逮捕し、発表した。「部屋を散らかしていたので腹が立った」などと容疑を認めているという。

 署によると、坂野容疑者は8月13日正午ごろから午後2時ごろまでの間に、自宅で長男に暴行を加えて死亡させた疑いがある。

 坂野容疑者が「長男が自宅で転倒して、しばらくして真っ青になった」と119番通報。市内の搬送先の病院で死亡が確認された。死因は頭に力が加わったことによる外傷性脳腫脹(しゅちょう)。不審に思った病院が同署に連絡して発覚した。

 坂野容疑者は当時、長男と次男(1)と生活していた。妻(26)は長女(4カ月)の出産で不在だった。同署の調べに対し、坂野容疑者は「(長男を)投げたり、頭や腰を蹴ったり、踏みつけたりした」と話しているという。同署は、日常的な虐待がなかったか、次男への暴行の有無についても調べている。県警は9日、大津地検に送検する。(藤牧幸一)