岩手日報社の女性記者にわいせつ行為をしたとして同社から抗議を受けていた岩手県岩泉町の伊達勝身町長(74)は8日、町議会議長に辞職願を提出し、町議会で同意された。本会議で「病気の症状が悪化し、(記者への)迷惑行為も起こし、これ以上勤務を継続することはできない」と述べた。9日付で辞職する。

 同社は6日、取材のため町内のホテルに宿泊していた記者が10月中旬、訪ねてきた伊達氏に抱きつかれ、複数回キスをされたと公表。伊達氏は「ハグはしたが、キスをした記憶はない」と反論していた。

 伊達氏は昨夏の災害対応の影響で今秋以降、幻聴幻覚が激しくなったといい、10月25日に入院。今月5日に職場復帰していた。

 同社の松本利巧(りこう)総務局長は「引き続き事実関係を認めて誠意ある謝罪をするよう求めていく」とのコメントを出した。