巨大な一眼レフカメラから、黒塗りの顔と手足がにょっきり。ハロウィーンの先月31日夜、大阪・ミナミにひときわ目立つ男がいた。その名は「カメラーマン」。果たして、その正体は――。

 「私も撮って!」

 仮装した若者たちでにぎわうミナミのアメリカ村。ポーズを取る「ゾンビ」の女性の声に応じて、その男が体を向けた。体を覆うハリボテ風の一眼レフにある、特大のシャッターボタンを右手で押す。すると本物さながらに、背中の液晶モニターに撮影した写真が映し出された。「すごーい!」と歓声を上げるゾンビたち。別れ際、「『カメラーマン』で覚えといて」とPRするのも忘れない。