15日午前4時ごろ、広島県東広島市西条町馬木の東広島呉道路上り線の高架上で「バイクが倒れている」と車で走行中の人から110番通報があった。県警高速隊によると、バイクに乗っていた広島市東区戸坂山根2丁目の会社員黒河(くろこう)友尉(ともやす)さん(50)が約30メートル下の黒瀬川に倒れているのが見つかり、まもなく死亡が確認された。

 道路の非常駐車帯の側壁に衝突の跡があり、高速隊は、黒河さんが側壁に衝突し、バイクから投げ出されて高架下に転落したとみて事故原因を調べている。

 高速隊によると、現場は片側1車線の緩やかな左カーブ。非常駐車帯の側壁はコンクリート製で、高さは約1メートル。道路を管理する国土交通省の広島国道事務所によると、側壁の高さは国交省の基準(0・6〜1メートル)を満たしているという。一方、高架下に道路や民家がある場合は落下物を防ぐため、側壁の上にフェンスも設置するが、今回の現場のように下が川や山林の場合は設置していない。

 現場付近では先月11日にも、下り線をバイクで走っていた男性が側壁に衝突し、高架下に投げ出されて死亡する事故があった。このため、同事務所は県警とともに再発防止策を検討中だったという。

 事故の影響で、馬木インターチェンジと黒瀬インターチェンジ間の上下線で約2時間通行止めになった。(三宅梨紗子)