岩手県滝沢市の県立盛岡農業高校のグラウンドで16日午後4時半ごろ、「ハンマー投げの鉄球が生徒の頭にあたった」と、陸上部マネジャーの女子生徒から119番通報があった。

 滝沢消防署によると、飛んできたハンマーの鉄球部分が2年の男子生徒(16)の右前頭部にあたった。生徒は救急搬送された時に意識はなく、現在も治療中。近くにいた別の2年の男子生徒(17)もハンマーのワイヤや持ち手が首や唇にあたり、軽傷を負った。

 同校によると、けがをした2人はソフトテニス部の部員。事故当時、陸上部員がハンマー投げの練習をしており、2人は20メートルほど離れたテニスコートで練習していた。ハンマー投げの練習場は高さ5、6メートルの防護ネットで囲われ、テニスコート沿いにも高さ約2メートルのフェンスがある。陸上部の顧問は職員会議があり、現場にはいなかったという。同校の千葉久副校長は「安全の徹底と再発防止に努める」としている。