公明党の漆原良夫中央幹事会会長は6日放送のラジオ番組で、「安倍総理が突然、憲法9条に自衛隊を明記し、2020年までに施行すると言った。国民には『数の論理で強行していくんじゃないか』と映った。それが、総理への不信感の一つとなっている」と語り、安倍晋三首相の改憲姿勢が支持率低下の一因と指摘した。

 首相は自民党の改憲案を秋の臨時国会に出す考えを示してきたが、漆原氏は「結論を先に決めてやったら国民の反発を買う」と強調。そのうえで、「安倍内閣で生活が潤ったという実感を感じてもらうことが、この改造内閣の一番大きな役目。憲法改正は、憲法審査会の中で粛々と国民との意見交換をしながらやっていけばいい」と話し、慎重な議論を求めた。