米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備されている輸送機オスプレイが豪州沖で墜落した事故で、沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事は7日、「とんでもない飛行機で、原因究明も全く当てにならない。日本政府は当事者能力を持って何も言えていない」と批判した。記者団の取材に語った。

 昨年12月には沖縄県名護市の海岸で、普天間配備のオスプレイが不時着水を試みて大破する事故が起きている。翁長知事は今回の墜落について「起こるべくして起きた」と指摘。7日午後には、沖縄防衛局長と外務省沖縄担当大使を県庁に呼び、抗議するとともにオスプレイの飛行停止を求める。

 沖縄では2012年10月からオスプレイの配備が始まったが、県は一貫して配備に反対してきた。昨年12月の事故では、米軍は6日後に飛行を再開し、県が強く反発した経緯がある。(山下龍一)