小池百合子・東京都知事(希望の党代表)は13日、都庁会見室で定例会見後に開いていた「党代表会見」を取りやめ、党代表としての取材を受ける場を退庁時の「囲み取材」に変更した。都知事の公務と党代表の政務の区別をよりはっきりさせるためといい、「二足のわらじ」批判に敏感になっているとみられる。

 都知事の定例会見は、毎週金曜午後に都庁会見室で開かれている。9月25日の新党設立表明を受け、同29日と10月6日の会見は、小池氏が定例会見後に党代表としての質疑を受ける「2部制」になった。小池氏が民進党議員の一部の「合流」を「排除する」と述べたのも会見だった。

 都報道課によると、「選挙期間中、同じ会見室では知事会見と誤解されかねない」と都庁記者クラブに見直しを申し入れ、13日から変更された。場所は会見室から2階ロビーに変わり、小池氏が都庁を出る際、立ち止まって記者の質問に答える形になった。選挙後の対応は決まっていない。

 小池氏は13日、囲み取材に先立ち、「基本的には何も変わらない状況で質問にお答えする」と話したが、この日の記者との質疑は5分あまりで切り上げ、街頭演説の会場へ出発。20分近くあった過去2回より短くなった。(張守男)