政治団体の政治資金収支報告書の訂正が相次いでいる片山さつき地方創生相は4日の閣議後会見で、3回目の訂正をした際に「それ以上ない」と国会で答弁しながら4回目の訂正があったことについて、「(過去3回の訂正で)繰り越しが増えるので反射的に増えてしまうものだ」と釈明した。相次ぐ訂正には「大変申し訳ない」と謝罪した。

 片山氏は先月28日付で、自身が関連する三つの政治団体の2017年分の収支報告書について、計約600万円の資金の出入りを訂正した。過去3回の訂正は16年以前のものだった。

 片山氏によると、3回目の訂正をした先月13日の時点で17年分の収支報告書の繰越額が増えることは分かっていたという。その時点で公表しなかったことについて「未公表だった17年分については申し上げるべきではないと判断した」と説明。また、先月30日の報告書公開直前まで訂正しなかったことについては、「何かが出てこない可能性がゼロではなく、ぎりぎりまで見ていた」と話した。

 片山氏は先月14日の衆院内閣委員会で、野党議員から「もう間違いはないか」と問われ、「団体、支部などを含めすべてチェックした。それ以上ないと考えている」と答弁していた。(田嶋慶彦)