新型コロナウイルス感染症対策を担う西村康稔経済再生相は2日の記者会見で、今月のお盆期間中の都道府県境をまたぐ移動をめぐり、高齢者のいる実家などへの帰省については「慎重に考えないといけない」と述べた。今週内に有識者からなるコロナ対策分科会で、移動の際の注意事項や対策について意見を聴くという。

 西村氏は会見で、家族だけの旅行については感染対策をしながら「やってもらったらいい」と語った。

 一方、実家などへの帰省については「事情が違う」とし、対策をとらずに高齢者と食事をすると、「無症状の若い人から感染が広がる可能性もある」と指摘。新型コロナは高齢者が感染した場合に重症化しやすいとされており、「田舎のおじいちゃんおばあちゃんの健康や命を考えたとき、どういう行動をとるのかそれぞれの立場で考えていただければ」と注意喚起した。(中田絢子)