「経済効果の匠(たくみ)」と呼ばれる宮本勝浩・関大名誉教授(72)=理論経済学=が4日、7日に開幕する第99回全国高校野球選手権大会の経済波及効果を約350億8080万円とする推計を発表した。

 推計では今夏の甲子園の入場者数を過去5大会の平均から84万4200人と仮定し、内訳は出場校関係者が20%、一般の高校野球ファンが80%とした。そこへ運営スタッフと報道関係者がそれぞれ1日500人加わり、それぞれに想定される入場料や交通費、宿泊費などをかけ合わせた。ほかに高校野球関連の雑誌やグッズの売り上げなども加えると、350億円強の経済波及効果になるとした。

 大の阪神タイガースファンの宮本名誉教授は「プロ野球と比べると、外野席は無料、アルプス席は600円などという非常に安価な料金設定にもかかわらず、約2週間で350億8080万円という非常に大きな経済効果をもたらすことは驚くべきことである」とコメントしている。