第99回全国高校野球選手権大会で開幕戦(7日)に挑む滋賀代表の彦根東の選手たちを、同校新聞部が追っている。5日に兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場であった練習にも、「甲子園取材班」3人がかけつけ、熱心に取材をしていた。

 「高校新聞の甲子園」と呼ばれる全国高校新聞コンクールで最高賞などを受賞してきた実力を持つ同新聞部は現在1、2年生19人。宮城県であった全国高校総合文化祭新聞部門(7月31日〜8月2日)でも10年連続の最優秀賞に輝いた。

 野球部の取材にも力を入れていて、滋賀大会では初戦から、速報新聞「キマグレ」を発行。4年ぶり2回目の甲子園を決めた決勝では、皇子山球場(大津市)と地元の彦根駅で計850枚の号外を配った。

 前回出場時に引き続き、「赤鬼の夏 再び」と題してキマグレを発行。応援団や地元で支える人たちの話や、選手の意気込みなどを伝えている。

 4日の抽選会で初戦が開幕試合に決まったことをうけ、同日遅くまで学校に残り、急きょ試合当日の朝に生徒らに配布する「甲子園特別号外」を作成したという。

 この日の練習を取材していた北山紗楽さん(1年)は「甲子園でまずは1勝して初勝利の号外を作りたい」と話し、西山綾乃さん(2年)は「勝利を積み重ねて、たくさん号外を発行したい」とチームの活躍を期待していた。(石川友恵)