第99回全国高校野球選手権大会に出場する秀岳館(熊本)の鍛治舎巧監督(66)が6日、今大会限りで監督を退任することを明言した。開会式リハーサルのため訪れた甲子園球場で報道陣に語った。理由について、「夢のような3年間。来年の100回大会にという思いもありましたが、やるべきことはやったかな」と話した。熊本大会では突発性不整脈で入院したが、体調が退任の理由ではないとも話した。2014年に監督に就任し、16年春夏、17年春と3季連続でチームを甲子園4強に導いている。「今大会はどこで終わるか。最後まで行くのか。楽しみです」

 報道陣に語った時点で鍛治舎監督は選手には伝えていなかった。広部就平主将(3年)は「監督はいつも面白いことを言うんですが、このタイミングで言うんですね」と苦笑い。広部主将は中学時代も鍛治舎監督が監督を務める大阪のオール枚方ボーイズで野球をしていた。「自分としては集大成。良い形で恩返しできればいい」と語った。