8日の開幕戦で彦根東(滋賀)と戦う波佐見(長崎)。OBで現阪神の松田遼馬が部員全員分の手作りTシャツを差し入れてくれたという。胸に「No Limit」(限界なし)と書かれたシャツを着た主将の浜田は「先輩に負けられない」と勝利を誓った。

 滋賀県内屈指の進学校である彦根東の村中監督が「(開幕戦に集中するために)今夜は勉強禁止にします」と話したことについて報道陣に聞かれると、得永監督は「うちも『勉強しないでいいからもう寝ろよ』って言ってみたいなあ」と冗談めかした上で、「スイングしないで寝ろって言うぐらいですかね」。

 その後、真顔で「そのあたりの時間管理はいちいち言わなくても出来る子たちなので、細かい指示はかえって出さないようにしています」と続けた。

 県立校同士の開幕戦は、アルプス席も盛り上がりそうだ。人口約1万5千の波佐見町は野球熱が高く、波佐見の選手の何人かは6年前の学童軟式野球の全国大会で優勝を経験している。得永監督は「明日も大応援団が来てくれると思う。開会式も見ていただけて、試合も続けて見てもらえるので日程的には最高です」。

 一方の彦根東は、赤い武具を身につけていた彦根城主・井伊家にちなみ、赤いタオルを振り回す応援スタイル。2013年の夏の甲子園初出場の時は、スタンドが赤く染まった。「応援の力は大きい。彦根東さんは赤でしょうけど、うちはオレンジでいきます」と得永監督は話した。