(8日、高校野球 彦根東6―5波佐見)

 バスター打法の彦根東・吉本が三回に3点本塁打を放った。左翼ポール際への一発は高校通算3本目。公式戦は初めてで「打った瞬間はファウルかと思った。大舞台で打てたのは歓声のおかげです」と笑った。バントの構えをしてから振るのは、力を抜くため。村中監督の助言で春の近畿大会から始めた打法で輝いた。

■4番の岩本、思い実りサヨナラ打

 彦根東は4番の岩本が試合を決めた。九回、同点に追いつき、なお2死一、二塁のサヨナラ機で打席へ。「凡退しても次の回がある」と力を抜き、初球を思い切りのいいスイングで右前へ運んだ。滋賀大会は打率2割台と力を出せず、「今度は自分が主役になる」と乗り込んだ甲子園。開幕試合で、その思いを実らせた。