(9日J1、清水3―2セ大阪)

 下位で停滞する清水が、首位セ大阪に2点先行されながら大逆転勝ちした。

 前半は0―2。セットプレーをきっちり決められた。後半も開始早々、突破されてゴールに迫られた。だが、シュートはポストにはじかれ、流れが変わった。

 ネットを揺らしたFW長谷川のヘディングシュートがオフサイドと判定されてもめげない。2分後の後半6分、DF松原がドリブル突破を仕掛けて得たPKをFW金子が決めて1点。勢いに乗った。FW北川が連続得点で逆転だ。

 J2から復帰した今季は謙遜も込めて、主将のFW鄭大世が「優勝を狙うチームではない」と身の丈に合った堅守速攻で残留を目標にしていた。

 だが、同じ復帰組のセ大阪は違った。昨季とほぼ同じメンバーで堂々の首位。恐れずチャレンジすれば、ささいなきっかけで結果は変わる。清水もセ大阪と同様に示した。

 ○小林監督(清) 「相手の油断のスキに入り込めた。追い込まれたらやれる力はある。これを0―0から怖がらずにやりたい」

 ●尹晶煥監督(セ) 前半を2―0で折り返してからの逆転負け。「前半と後半で本当に別のチームだった」