(10日、高校野球 聖光学院6―0おかやま山陽)

 おかやま山陽は、思わぬ形で3番打者を失った。岡山大会で4番井元とチーム最多タイの12安打を放っていた右翼手の森下が、四回の守備で中堅の片岡と交錯。五回から退いた。

 代わって入ったのは同じ2年生の小野。「森下の分もと思ってプレーした」。だが、七回2死二塁では二ゴロに倒れ、「あそこで点を取れていれば、流れは変わっていたかもしれない」と悔しそうに語った。

 初出場の大舞台は完封負け。井元も含めて2年生6人がベンチ入り選手で、小野は「先輩の分も勝つために来年も戻ってきたい」。

■大江、ほろ苦いマウンド

 おかやま山陽の大江にとって、甲子園はほろ苦いマウンドとなった。岡山大会決勝は再試合で8回を無安打無得点の好投で、初出場をつかんだ。しかし、聖光学園打線は「初球からよく振ってくる」と圧力を感じた。8安打を浴びて4回途中で降板。「腕は振れて、ストレートは球はいっていたんですけど、コースが甘かった」と悔やんだ。

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 ●堤監督(お) 「うちは低めの球を見極められず、徹底力の差が出た。ただ、最初は弱かった選手たちが甲子園につれてきてくれた。ありがとう」