(11日、高校野球 大阪桐蔭8―1米子松蔭)

 米子松蔭の3番津島は試合後、正直な気持ちを打ち明けた。「10点差はつくとみんなで言っていた。ファウルの打球もすごくて、なんじゃこりゃと思いました」。選抜王者の大阪桐蔭打線の迫力を目の当たりにし、逆に開き直って、リラックスできていたという。

 七回1死からの打席。「0点では終わらないぞ」。狙った2球目の速球を強振した。打球は右翼へ。右翼手がダイビングキャッチを試みたが、後逸。返球もそれる間に、一気に本塁まで生還した。記録は三塁打と相手失策。チーム唯一の得点となった。

 九回は最後の打者にもなった。ファウルで粘り、思い切り振って、三振で終わった。終わってみれば7点差。「気持ちよかった。悔いはない」とすがすがしかった。