夏の甲子園の初戦で横浜(神奈川)を破った秀岳館(熊本)の選手たちが着替えや野球用具を入れて持ち運ぶのに使っているのがトートバッグだ。鍛治舎巧監督(66)が使っているのを見て、選手たちも使うようになったという。

 トートバッグはベンチ入りした選手18人を中心に使っていて、それぞれの背番号が刺繡(ししゅう)されている。リュックサックやショルダーバッグを使う学校が多く、トートバッグは珍しい。

 鍛治舎監督が春の九州大会でトートバッグを使っている学校を見て、使い始めた。「いいなって思って変えたんです。今はリュックサックが多いみたいですけど、好きじゃないので」

 「エナメルバッグ」と呼ばれるショルダーバッグを使っていた選手たちも監督が使っているのを見て、トートバッグに変えた。捕手の幸地竜弥君(3年)は「こっちの方が持ち運びやすいし、荷物も入れやすいので良かった」と話した。(沢田紫門)