甲子園大会第9日の16日に広島代表の広陵と2回戦で対戦する秀岳館は13日、大阪市住之江区の南港中央野球場で2時間ほど汗を流した。

 練習後、選手たちが向き合ったのが一枚の色紙。あらかじめ背番号などが書かれた色紙にベンチメンバー18人と鍛治舎巧監督(66)らが名前をサインした。

 南港中央野球場の場長、西村雅史さん(64)によると、2年ほど前から、春の選抜や夏の選手権大会などで練習に来たチームに記念としてサインをお願いしているのだという。練習場は高野連が割り当てるが、秀岳館は昨春以来4季連続、この球場を練習に使っていて、今回で色紙は4枚目。

 球児らのサインは球場内の会議室に飾られている。西村さんは「会議室を使うリトルやシニアの関係者のモチベーションにしてもらえたら」と話している。

 11日の横浜戦で三塁打を放ち、先制のホームを踏んだ竹輪涼介君(3年)も色紙の「8」と書かれた下に自分の名前をサイン。「熊本大会でもサインを書いてと言われたことがあるが、全然慣れない。でも、サインをお願いされるのはうれしいです」とはにかんだ。(沢田紫門)