世界自然遺産に登録されている中国の四川省アバ・チベット族チャン族自治州九寨溝(きゅうさいこう)県で8日に起きたマグニチュード(M)7・0の強い地震で、観光名所の池「火花海」が決壊した。土砂崩れも各地で起きており、多くの観光客を魅了してきた美しい景観が大きなダメージを受けた可能性が高い。

 中国メディアによると、9日夜現在、地震による負傷者は343人に増えた。死者は観光客6人を含む19人。

 九寨溝の管理当局によると、火花海は長さ50メートル、深さ12メートル、幅20メートルにわたり決壊した。エメラルドグリーンの水面に日光が反射するとキラキラと輝き、火花が散るようにきれいなことに由来する九寨溝観光の人気スポットだった。当局は「被害は重大」としている。