ロンドンの地下鉄で15日朝に起きた爆発テロ事件で、英警察は16日夜、事件に関与した疑いがあるとして、ロンドン西部ハウンズローで21歳の男を拘束した。事件に関連した拘束は18歳少年に続き2人目。また警察はこの日、ロンドン郊外の住宅を捜索した。英BBCによると、この家には18歳の少年が里親と住んでいたとみられるという。

 警察は拘束した2人の氏名や国籍などの背景を明らかにしていない。18歳の少年は16日朝に英仏を隔てる海峡に面した英国南東部ドーバーの港でフェリーの出発エリアにいるところを拘束された。英メディアは少年が出国しようとしていた可能性があると報じている。2人はロンドンの警察署に移送された。

 英メディアによると、警察が捜索した家はロンドン郊外サンベリー・オン・テムズの住宅街にあり、88歳と71歳の夫婦が住んでいる。夫婦は約40年にわたり、シリアやイラクなどからの難民を含む身寄りのない子ども300人ほどの里親となり、エリザベス女王から大英帝国勲章を受けたこともあるという。