コロナ禍の影響で利用客が落ち込む地元の飲食店を応援しようと、結婚式場を使った一風変わったテイクアウト限定のグルメフェスティバルが4日、福島市で開かれ、大型連休中の親子連れでにぎわった。

 フェスが開かれたのは、JR福島駅からほど近い結婚式場「クーラクーリアンテサンパレス」。コロナ禍の影響で挙式が減っていることから、空いている披露宴会場を有効利用し、地元飲食店の活性化にもつなげたいと企画した。

 この日は、普段は300人ほどが入れる披露宴会場や廊下に、市内の和菓子店や焼き鳥店など33店舗が販売ブースを出店。午前11時にフェスが始まると、各ブースの店員らは来場者に笑顔で接客していた。

 出店した、福島駅前の焼き菓子専門店「カフェドフルール」の店員、菊池有美さん(28)は「今年に入ってお客様が3割ぐらい減った。多くの方と接することができるのが、ただただ、うれしい」と話した。

 式場の寺島賢二・統括支配人は「感染対策し、持ち帰り限定にすることで安心して楽しんでもらえる。地域のにぎわいになる取り組みをこれからも考えたい」と話した。(古庄暢)