星図

夕方の西北西の低空に見えている水星が、5月17日に太陽から最も離れて東方最大離角となる。

日の入り45分後の高度は約11度でかなり低いが、水星としては相当見やすいほうだ。水星よりさらに低空だが、宵の明星の金星が比較的近いところにあり、水星を見つける目印となる。方位と高度をよく確かめて、西北西の空が開けたところで双眼鏡で探してみよう。水星と金星は29日ごろに最接近する。

地球の内側を公転する水星は見かけ上、太陽から大きく離れることがないので、日の入り後の西の空か日の出前の東の空にしか見えない。今回のように太陽から東側に最も離れる「東方最大離角」のときには、日の入り後の西の低空に見える。

5月の見え方
5月の、日の入り45分後の水星と金星の位置(場所の設定は東京)。水星の日付横の括弧内は等級