星図

明け方の東の低空に見えている水星が、10月25日に太陽から最も離れて西方最大離角となる。

日の出45分前の高度は約8度でかなり低いが、水星としては見やすいほうだ。とはいえ、金星のような目印になる天体は近くにないため、少し見つけづらい。方位と高度をよく確かめて、東の空が開けたところで双眼鏡で探してみよう。この後、水星は11月2日ごろにおとめ座の1等星スピカと接近し、11月4日には細い月と大接近する。

地球の内側を公転する水星は見かけ上、太陽から大きく離れることがないので、日の入り後の西の空か日の出前の東の空にしか見えない。今回のように太陽から西側に最も離れる「西方最大離角」のときには、日の出前の東の低空に見える。

10〜11月の見え方
10〜11月の、日の出45分前の水星の位置(場所の設定は東京)。日付横の括弧内は等級