【2021年11月9日 JAXA】

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月9日9時55分16秒、9基の衛星から構成される革新的衛星技術実証2号機を搭載したイプシロンロケット5号機を鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げた。当初は10月1日に打ち上げ予定だったが、設備の不具合や天候不順の影響で数回延期され、今回の打ち上げに至った。

イプシロンロケット5号機の打ち上げ
イプシロンロケット5号機の打ち上げ(提供:JAXA)

約1時間後に9つ全ての衛星の分離、放出が完了し、打ち上げは成功した。イプシロンロケットの打ち上げは、2019年1月18日に打ち上げられた4号機以来2年9か月ぶりで、2013年の試験機から連続で打ち上げに成功している。

革新的衛星技術実証2号機は、公募で選定された6つのテーマを実証する「小型実証衛星2号機(RAISE-2)」、および多目的宇宙環境利用実験衛星「TeikyoSat-4」、複数波長赤外線観測超小型衛星「Z-Sat」、デブリ捕獲システム超小型実証衛星「DRUMS」、可変形状姿勢制御実証衛星「HIBARI」という4機の超小型衛星と宇宙塵探査実証衛星「ASTERISC(3U)」、木星電波観測技術実証衛星「KOSEN-1(2U)/ARICA」、高機能OBC実証衛星「Advanced OBC of Nanodragon(3U)」という4機のキューブサットからなる。

イプシロンロケット5号機の構成
(上)イプシロンロケット5号機のフェアリング内部(各衛星の搭載場所)、(下)超小型衛星の大きさ(提供:JAXA(1)(2))

(Youtube動画)

革新的衛星技術実証2号機/イプシロンロケット5号機打上げライブ中継(提供:JAXA)