【2022年5月2日 星ナビ編集部】

レポート:田添玖美さん

福岡県北九州市八幡東区の「THE OUTLETS KITAKYUSHU(ジ アウトレット 北九州)」が、2017年末に閉園したテーマパーク・スペースワールドの跡地にオープンした。その敷地内の北九州市科学館「スペースLABO」は、同区にあった北九州市立児童文化科学館が移転、リニューアルオープンした施設だ。

体験・体感型施設の科学館として誕生した3階建ての施設には、国内最大級のドームを備えたプラネタリウムや大型竜巻発生装置をはじめ、日々の暮らしの中にある不思議や驚きを体験・体感しながら楽しく学べる様々な展示がある。

スペースLABO外観
スペースLABO外観。JRスペースワールド駅から徒歩3分の好立地

1、2FのサイエンスLABOは、それぞれ「北九州と科学」「不思議な科学現象」をテーマにした展示室。光、音など身の回りに存在する科学現象を体験・体感し、理解や発見に繋げる展示内容は、全世代が楽しめる仕掛けになっている。中でも、北九州出身の気象学者・藤田哲也博士の紹介と国内最大の大型竜巻発生装置は見ものの一つだ。

3Fのプラネタリウムフロアの展示室には、「月の石」や「アポロ司令船」などをはじめ、スペースワールドの博物館に展示されていた貴重な実物資料群も引き続き展示されている。

展示
誇らしげに輝く「月の石」。宇宙史資料の只中に展示されている。また、QRコードが設置されている展示スペースではスマホでアクセスすると楽しい仕掛けが(撮影:斉場俊之)

プラネタリウムはドーム径30m、五藤光学研究所による最新鋭の光学式投影機「ケイロンIII」と、全天周デジタル映像システム「バーチャリウムII」が融合したハイブリッドプラネタリウムが導入されている。6.55等星までの恒星を投映することができ、双眼鏡を使ったスターウォッチングも可能な高品質の美しい星空と迫力のデジタル映像が、8.2chの立体音響システムで楽しめる。

近隣には、西日本最大規模の自然史・歴史博物館「北九州市立いのちのたび博物館」もある。スペースLABOの誕生で、さらに広く深くサイエンスを楽しむことができる街になった。6月3日(金)発売の「星ナビ」2022年7月号では、より詳しいレポートを掲載する。

《北九州市科学館 スペースLABO》