【2022年9月13日 国立天文台】

案内:山岡均さん(国立天文台、IAU OAO アウトリーチ日本窓口)

国際天文学連合(IAU)は、2015年、2019年に続いて、3回目となる「太陽系外惑星命名キャンペーン」(Name ExoWorlds 2022 Edition)を実施中です。このキャンペーンは、「持続可能な発展のための国際基礎科学年2022」の協賛イベントであるとともに、2012年に国立天文台内に設置され、IAUが国立天文台と協力して運営するIAU国際普及室(IAU OAO)によって推進され、今年で設立10周年となる同室の記念事業の一つとして、OAOが主導して実施されます。

今回の命名提案の対象となるのは、私たちから比較的近くにある20の系外惑星とその主星から成る組(系外惑星系)です。昨年打ち上げられて科学観測を開始したジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の初期観測のターゲットでもあり、今後、惑星の環境などについての研究が進むと期待されます。あなたが命名した惑星に、生命の兆候が見つかるかもしれません。

命名提案対象の系外惑星系リスト
命名提案対象の系外惑星系リスト「List of ExoWorlds 2022」。画像クリックで拡大表示(提供:IAU OAO/NARIT/M. Tangmatithan)

今回はこれまでとルールが異なっていて、名称を提案できるのは複数の個人で構成されるチームです。一つのチームには天文学者や天文愛好家、学生・生徒、教員やサイエンスコミュニケーターなど多彩な方々が含まれることが推奨されていますが、最小2人でも構成可能です。また、チームは天文学を市民に伝えるイベント(講演会や観望会、オンライン配信など)を実施し、そのレポートを作らなければなりません。

申請時には20の惑星系から1つを選び、主星と惑星それぞれの名称の提案します。これまでとは異なり、実在した人物や街の名前は不可であるなど様々なルールがありますので、ご注意ください。これらの名称と共通するテーマの説明、さらに上記のレポートを添えて、ウェブページのフォームから申請を行います。締め切りは12月11日(日本時間23時59分まで)です(※10月13日更新:当初の締め切りは11月11日でしたが、1か月延長されました)。

締め切りの後に提案は各国1つに絞られ、最終選考に付されます。日本の国内選考はIAU副会長の渡部潤一さんをはじめとした委員で実施されます。

キャンペーンについての詳細は、公式ウェブサイト「NameExoWorlds」(英語)を参照してください。キャンペーンに関する日本語での質問や助言はアウトリーチ日本窓口(NOC)で承ります(申請のお手伝いなどはできません)。

それでは、みなさんからの応募をお待ちしています。

メインビジュアル
太陽系外惑星命名キャンペーン2022のメインビジュアル