ゼネラル・モーターズ・ジャパンは1月10日、千葉県の幕張メッセで開幕した東京オートサロン2020で、2019年7月にアメリカで発表したミッドシップレイアウトの新型シボレー・コルベットを国内初披露した。

 同時に、同日14時より予約受付を開始することもアナウンス。車両価格は現時点では予価となるが、『2LT』が1180万円、上級グレードの『3LT』は1400万円と発表された。日本仕様が最終決定するのは2020年7月頃で、正式受注もこのタイミングとなる。デリバリーは2021年春を予定している。

 また、北米で活躍するコルベット・レーシングからレーシング仕様のシボレー・コルベットC8.Rが2020年1月23〜26日に、アメリカで開催されるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦デイトナ24時間レースで公式デビューすることも、改めて発表された。

 今回、東京オートサロン2020に展示された新型コルベットは左ハンドル仕様のクーペモデル。ボディカラーは、新色のゼウスブランズメタリックで、そのスタイルは彫刻のような出で立ちだ。

“C8”と呼ばれる8代目新型コルベットには、多くの“史上初”が採用されているが、右ハンドル仕様を設定したのもそのひとつ。実際、日本市場へ導入されるのは右ハンドル車となる予定だ。日本導入グレードは、『2LT』と呼ぶミドルレンジと、最上級グレードの『3LT』の2種類。メカニズムは共通で、トリムだけが異なる装備違いとなる。

 いずれもフロントカーブビューパーキングカメラやHDリヤビューカメラ&リヤパークアシストなどの運転支援機能を搭載。『2LT』にはGT2バケットシートを、『3LT』にはよりホールド性の高いコンペティションスポーツバケットシートを装備するとともに内外装にはカーボンパーツが採用されている。さらに、エンジン・アピアランスパッケージやカラードブレーキキャリパーも備わる。

 さらに、日本仕様では全車が“Z51パフォーマンス・パッケージ”が標準装備となり、最高出力495ps、最大トルク637Nmを発揮するスペックを有する。0-60mph加速も歴代コルベット最速の3秒以下を実現した。

 ボディサイズは全長4630mm、全幅1934mm、全高1234mm。ミッドシップレイアウトによりぐっと引き締まった印象が生まれ、低く前後のバランス良く運動神経がいかにも良さそうに見える。

 発表に際し、GMジャパンの若松格代表取締役社長は「ミッドシップレイアウトとなった新型コルベットは、これまでと違う部分が多いですが、ひとつひとつを見れば受け継がれてきたコルベットの伝統が根付いています。世界で愛され続けてきたアメリカンスポーツカーが、多くのファンを獲得することを期待しています」と語った。
■新型カマロに3種類計90台の限定モデルが登場
 
 また、東京オートサロン初出展となったシボレー・ブースでは、シボレー・カマロの最新モデルも初公開された。

 美しいホワイトのカラーリングをまとって登場したカマロは、フロントデザインが刷新され、完全通信車載ナビ“クラウドストリーミングナビ”や、エア注入時に適性空気圧をアラート音で知らせる新機能“タイヤフィルアラート”が標準装備されるなど機能面でも向上が図られた最新モデルだ。同車は1月10日から注文受付が開始され、納車は2020年夏を予定している。

 GMジャパンは新型カマロのデビューに際し、3グレードからなる限定モデル『カマロ ヘリテージエディション』を導入。ボディカラーには新色のラリーグリーンメタリックが採用され、内装色にはクーペが精悍なジェットブラック、コンバーチブルは落ち着いた印象のブラウンとなる。

 販売台数は、車両価格556万円の『LT RSクーペ』が30台、710万円の『SSクーペ』が40台、『コンバーチブル』は20台で価格は643万円だ。

 若松社長は「カマロの日本での購入者の約3割は20代の方」と述べた上で、「幅広い層のオーナーの方に喜んでもらいたい」と付け加えた。