3月19日(木)、F1は現在世界中で大流行している新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、2020年の第5〜7戦に予定していたオランダGP、スペインGP、モナコGPの3レースを延期することを発表した。

 いち早く開催延期が決まった中国GPをはじめ、先週末の開幕戦オーストラリアGPの中止、そしてバーレーンGPとベトナムGPの延期に続く今回の発表により、全22戦が予定されていた2020年シーズンのF1は序盤の7レースが延期、あるいは中止となってしまった。

 マックス・フェルスタッペンの人気もあって1985年以来となるカレンダー復帰を果たしたオランダGPは、ヨーロッパラウンドの初戦として5月1〜3日に2020年シーズンの第5戦として開催が予定されていた。翌週の8〜10日には連戦でスペインGPが予定され、5月の最終週となる22〜24日にはモナコGPと、5月には3つのグランプリが控えていたが、これらすべてが延期となる。

 モナコGPに関しては、グランプリを主催するモナコ自動車クラブ(ACM)が声明を発表して開催を主張していたが、一転して延期に。世界三大レースのなかでは、ル・マン24時間レースも一足早く延期が決まっている。

 Formula1.comに掲載された声明では、「フォーミュラ1、FIA、および3つのグランプリのプロモーターは、移動スタッフ、チャンピオンシップ参加者、ファンの健康と安全を確保するためにこれらの決定を下した。これは私たちの最も重要な懸念だ」と述べられている。

 関係者らは代替日程を調整する可能性を調査すると主張している。声明では、F1とFIAは「5月以降、安全になり次第」2020年シーズンを開始できると期待しているが、状況の監視を続けるということだ。